山形県米沢市大沢

2017年08月07


日本の滝百選に戻る

Road Map :東北道を福島飯坂ICで下りて、R13西進し、県道154号線の大沢から滑川温泉への
            道に入る。
Route Map:滑川温泉の福島屋から遊歩道が伸びているが、吊橋が通行止となっており、沢下りから
             始まることになった。
日本の滝百選』  遊歩道の吊橋通行止が発端で色々トラブルがあったが、最後に好みの滝を見ることが出来た。
ウィキペディアから
落差80m、幅40mと、東北地方でも最大クラスの滝。 阿武隈川の支流・松川の上流、標高860m付近に位置する。地質は流紋岩層で、付近には潜滝などいくつかの滝がある。 展望台から向かって滝の右上方向に、布滝と呼ばれる滝が現れることがあるが、雪解け時等の水量の多い時にしか見られない。
滑川大滝
色々あって滝見台へは時間ばかりが掛かってしまったが、文句無しの好みのを見ることが出来た。滝壺へ行くのに沢に下りてから沢歩きがあると知っていたのなら沢靴を持って行ったのに、その点は残念だった。
帰路に付く
6日間にて良かれ悪かれを別にして予定していた滝見は全て終えることが出来た。
08/01の午後に梅雨で土砂降りの中、自宅を出発し、台風3号が関西に上陸する08/08に帰宅することになった。台風3号とは滋賀県辺りですれ違った。
晴天続きではなかったが1週間、天気が持ってくれたのはラッキーだった。
よく働いたのは車だった
走行距離 3,200km、平均燃費 18.4km/L 文句も言わずに良く走ってくれた。
〔016〕滑川大滝 (落差80m)
片道25分で簡単に滝見を終えるはずであったが、吊橋の通行禁止を発端に波乱万丈の滝見となってしまった。しかも滝壺へは沢靴が必要とのことであったが、準備していなく、滝壺へ行くのは諦めた。
なめがわおおたき
散策時間:2時間40分(道間違い、引返し時間を含む。標準は往復40分)
駐車場の横には温泉の成分の影響か、赤く染まった無名滝が見えて、その上流に吊橋が見えたので行ってみる。
滑川温泉の無料駐車場に車を停めて8時07分から歩き始めるが道が判らず、福屋さんに行って道を教えて貰うが、福屋さんのお姉さんは道路の適当な所を前川に下りて、沢を下って適当な所を左岸に上れと教えてくれた。沢歩き?? 何を言ってるのかさっぱり判らなかった。
吊橋が通行止なので、滑川大橋への行き方の地図が張ってあっ
た。この地図を見て福屋さんのお姉さんが何を言っていたのか
やっと判った。車に戻りスパイク長靴に履き替えて登山靴は手
に持って行く。  クリックで拡大します。
駐車場に戻るとお知らせの看板があり、吊橋は崩壊ではなく老朽化なので形は残っており、安全の為の通行止だったので渡れば良かった。
吊橋は大して崩壊しておらず、渡ろうと思えば渡れそうだったが、福屋さんの敷地内であり、
見付かれば無謀なハイカーと思われそうなので吊橋を渡るのは自重した。
道路から適当な場所を沢に下りる。沢を少し下り、左岸に上れそうな所を探す。両岸共にマーキングが無いので自分の判断での行動が必要だった。
左岸に上り、登山口に履き替え、長靴は沢横に置いておく。
こんな事は滝メグラーしか出来ないことなので、道案内の地図を張っておくのは間違いだと思う。老朽化した吊橋を渡るより危険な行為では?
登山道を進んで行くと無名滝を挟んで対岸に福屋さんが見えた。
左岸に出ても道は無いので、適当に登って行くとしっかりとした登山道(遊歩道?)に出た。登山道に出た場所には復路で目印になる様に草を切って積んでおく。
前川の左岸側に入るが、踏み跡はかなり薄い。吊橋が通行止となり歩く人が減った影響と思い更に進んで行くが・・・
吊橋へ行く道がロープで閉ざされていた。ここには入らずに登山道をどんどん登って行くが、沢からどんどん離れて行くので、ある程度登ってから道間違いと勘違いし、ここに戻って来て、吊橋から左岸を遡ることにした。
通行止ロープに戻り、仕切り直す。
踏み跡はまったく無くなり、崖も出て来たので、改めて地図を見ると登山道は先ほど間違ったと思った道で合っていたのだ。ここで ”滑川大滝”尾根を越えた松川にあると初めて知り、愕然とする。
先程、登っていた登山道は殆ど展望所に近付いていたのだった。
歩き易い登山道を緩やかに登って行く。
これを滝見遊歩道と呼んでも毎外ではないだろう。
先程登った道を再度登り直す。
通常20分で着くと言われている滝見台に1時間44分掛かり到着する。
ここまで散々だったのに追い打ちが待っていた。滝壺へ下る道があるのだが、沢に下りてからは渡渉になると書いてある。これを知っていたなら沢靴を持って来たのだが、沢靴が無ければ沢に下っても遡上が危ないだけだ。
展望台からは滝壺が見えないので、滝壺へ行ってみたい気持ちになるが・・・我慢する。
滑川大滝”は落差80mの渓流瀑であり、好きな滝姿の優美場な滝だった。
ガスも発生しておらず、ばっちり見えただけでも感謝しよう。
目印で沢から上って来た地点を見付けることが出来たが、
ここへは上れたが、傾斜がきつくて下れない。緩やかな
斜面を探して沢へ下る。
淡々のブナ林の中を下山する。
長靴を見付けて、履き替えて入渓する。
さて、長靴を置いた場所はどこだろう?
下って来る時に下草を掃除しておいた所に戻り、道路に這い上がり、車に戻り、復路56分にて ”滑川大滝”を終える。
少しだけの沢歩きではあるが、登山靴では濡れてしまうだろう。
橋の上から下流側を見る。広いナメがあり、その先は滝となっていた。
橋の上から前川の上流側を見る。沢歩きが面白そうな滑滝が続いていた。
道路に架かる橋から前川渓谷を見る。
'17年度の北陸、東北の滝巡り
  08/02:苗名滝惣 滝 ⇒ 鈴ヶ滝
  08/03:摩耶山七ツ滝米の粉の滝白糸の滝
  08/04:法体の滝小安峡安の滝
  08/05:松見の滝暗門の滝七滝
  08/06:茶釜の滝不動の滝秋保大滝
  08/07:三階の滝 ⇒ 滑川大滝